なごやメディア研究会(なメ研)とは…
2016年1月、フリージャーナリスト・関口威人の個人プロジェクトとしてスタート。名古屋エリアのライターやカメラマン、編集者らが、激変するメディア環境をどう生き抜けるかを研究し、情報交換する場を設けました。
名古屋市内の会議室を借りて月に1度の例会を開催。5回目からはメンバーの1人が運営する写真スタジオに会場を移し、フードジャーナリストからITジャーナリスト、中東をテーマにするカメラマン、貧困や福祉の問題に切り込む女性ライターなど多彩なゲストを招きました。約1時間半の講演とフリートークの後、場所を移して懇親会でさらに議論や交流を深めるスタイルをとりました。
2年目はややペースを落としましたが、SNSなどを通じてメディア関係者以外にも幅広く関心を持ってもらい、毎回20〜30人が集まるようになりました。また、参加者同士での仕事の受発注や融通も盛んになりました。
18年4月までに計23回の例会を重ねた後、新たな体制として一般社団法人化を決めました。
「一般社団法人」となることで…
一般社団法人は2006年の公益法人制度改革で設けられた新たな法人の枠組み。株式会社とは違って、利益や財産を分配しない非営利活動が認められながら、NPO法人のような主務官庁がないので比較的自由な運営が可能です。
「なメ研」はこれまでの自由度を確保しつつ、信用や透明性、コンプライアンスを高めてより地域に貢献するために、一般社団法人化を選択しました。
定款では
「メディアに従事する、あるいはメディアに関心を持つ会員相互の支援、交流、連絡、研鑽、人材育成その他、共通する利益の向上を図ると共に、地域での情報発信や言論の多様性、知る権利の確保に資すること」
を目的に掲げ、それを達成するために次の事業を行うことを定めました。
なメ研の主な事業
なメ研が行う主な事業は以下の通りです。
① 会員相互の交流や研鑽を図る定期的な例会の開催
② 調査報道、災害報道、地域報道、国際報道、ファクトチェックなどの研究と支援、関係機関との交流
③ インターネットや新しい機材を活用した報道、情報発信の研究と実践
④ メディア報道に取り組む会員への取材費の補助
⑤ 取材用機材の共同購入と貸し出し
⑥ メディア関係の講座や教室への講師派遣
⑦ その他、当法人の目的を達成するために必要な事業
(定款第3条に明記)
NEW! 映像配信事業
定款
・一般社団法人なごやメディア研究会 定款(2018年6月13日認証、一部略)
決算公告
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