18年8月例会開催報告
お世話になっております。
なメ研2018年8月例会は無事、終了しました。
ゲストには「Network2010」事務局長の後藤幸一さんをお呼びしました。
映画監督を目指して映像を学んだ後藤さんは、学生を対象にした映像塾から発展して、名古屋の街をさまざまな映像に残す映像アーカイブ事業に取り組み始めました。
行政や企業からの依頼もありますが、ほとんどは自身で企画を立て、コツコツと素材を撮りためて1本のストーリーに編集。Youtubeにアップした映像は1,000本に上るそうです。最近はドローンを積極的に活用。リニア時代に向けて変わりゆく名古屋の街をさまざまな角度から記録しています。
「ドローンを飛ばせるのは1回でせいぜい15分ほど。その間にどんな構図でどんな風に撮るかを事前に相当考えないと。その考える作業というのは実はアナログ」という言葉が印象的でした。
頭で企画や構想を練り、市や企業と交渉し、人を動かすという地道で総合的な仕事のできる後藤さんのような人が、名古屋にこれからも必要とされるのだろうと思いました。
自身はあまりメディアに登場しないという後藤さんの貴重なお話を、参加者も熱心に聞いてくださいました。皆さん、どうもありがとうございました。
後藤さんの希望で講演自体は動画撮影をしませんでしたので、会員専用ページには関連動画をアップしました。正会員、メディア会員にご登録、ご入金してくださった皆さんにはログイン用パスワードをお伝えします。
次回は9/28(金)、ノンフィクションライターの藤井誠二さんをゲストに迎えて開催します。どうぞよろしくお願いいたします。