19年4月例会・特別企画展開催報告

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19年4月例会・特別企画展開催報告

皆さま、お世話になっております。

「平成最後」のなメ研は4月26日(金)、新聞の政治風刺まんがでおなじみの名古屋のイラストレーター、佐藤正明さんの「個展」形式の特別企画を催させていただきました。

この一夜のために用意した政治まんがは平成時代の作品から厳選した30点。新聞未掲載作1点もカラーで本邦初公開となりました。

昭和から平成への改元当日の朝は「消費税3%」がテーマでしたが、翌日からは「自粛ムード」でまんががしばらく休載になったためか、データのない時期も。その後、歴代首相や国内外のキーパーソンが続々と登場、激動の平成を物語る傑作が生み出されていきます。

人気政治家を皮肉ると、読者や関係者から抗議が殺到することもしばしばだそうですが、それでも決して筆を止めない先生。その批評精神とユーモアのセンスにはあらためて脱帽します。来場者からは「昔から毎日のように見てるものだから、こうして展示されるとなんだか不思議」といった声が上がりました。

さらに先生の著書『あまり癒やされない心の詩』と『なごや弁』からも20点以上を展示。シュールでアイロニカルな「佐藤ワールド」を堪能してもらい、出版元の風媒社による書籍の即売もしていたところで、ご本人が来場。さっそくサイン攻めにあって戸惑っていた先生ですが、次第に雰囲気にも慣れた様子で、自作を前にとつとつと裏話や苦労話を披露。最後は先生を囲んだ酒宴(ご本人は飲めません)にも。「こんな数時間のためにもったいない…。全国巡回してもらいますか。私が出るのはもういやですけどね」と評価?していただけました。

まったくの手作りのイベントでしたが、多くの方々のご協力でいつものスタジオを展覧会場「らしく」チェンジ。この模様は会員専用ページで「6分」の動画にまとめました。正会員、メディア会員の皆さんはパスワードを入力してぜひご覧ください。撮影協力の丸山武久さん、展示(印刷)協力の吉田尚弘さん、風媒社の山口章社長ほか社員の皆さん、ご来場くださった皆さん、そして佐藤先生、本当にありがとうございました!

さて、令和に入ってもなメ研は続けます。5月例会は5月30日(木)、岐阜県のフリーカメラマン、松原誠さんに「ドローン撮影」を基本のキから教えていただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします!

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